ブログ

2026/06/15 20:16

ニュージーランドのワイン、と聞いて思い浮かぶのは、あの爽やかなソーヴィニヨン・ブランでしょうか。

グラスに注いだ瞬間に立ちのぼる、青々としたハーブとパッションフルーツの香り。

たしかにそれはこの国を世界の舞台に押し上げた、看板の一本です。

でも、ニュージーランドの魅力はそこで終わりません。

実はこの国、ブルゴーニュ好きをも唸らせるピノ・ノワールの一大銘醸地でもあります。

わたし自身、いま浅間山のふもとの火山質の土地で、ブドウを育てています。

冷涼で、昼夜の寒暖差が大きく、日差しは強いけれど空気は澄んでいます。まだ自分のワインは一滴も生まれていませんが、この土地のブドウがどんなポテンシャルを秘めているのか、いつかどんな一本に仕上げられるのか。

いろんなワインを飲んでは想像をふくらませ、その答えを探すように毎日畑に立っています。

だからニュージーランドのワインを飲むときも、自分の畑でもいつかこんな味わいを出せるだろうか、とつい考えてしまいます。

この特集では、年間700本以上を実際に試飲してきた店主が、「これはまた飲みたい」と思えたニュージーランドワインだけを集めました。

白の王道から、休日のロゼ、そして本格的なピノ・ノワールまで。

あなたの「次の一本」が、きっと見つかります。

🍇 そもそも、ニュージーランドワインとは?


冷涼な気候だから、香りと酸がいきいき。果実味がはっきりしているのに、後味はすっと澄んでいて、料理を選ばない使いやすさがあります。

ほとんどがスクリューキャップ。「安いから」ではなく、フレッシュさを保つための合理的な選択です。開けやすく、飲み残しの保存もラク。

白はソーヴィニヨン・ブラン、赤はピノ・ノワール。特にマールボロのソーヴィニヨン・ブランと、セントラルオタゴのピノ・ノワールは、世界が認める二枚看板です。

🧭 【選び方ガイド】今日のあなたは、どれに当たる?


迷ったら、シーンから選ぶのが近道です。

とりあえずNZの定番を知りたい → ヴィラ・マリア ソーヴィニヨン・ブラン

コスパ重視で毎日の食卓に → マタヒウィ 286 ソーヴィニヨン・ブラン

乾杯・お祝い・手土産に → インヴィーヴォ スパークリング

休日の昼飲み・テラスで → インヴィーヴォ テイラーズ ロゼ

ピノ・ノワールを気軽に試したい → マタヒウィ 286 ピノ・ノワール

ちょっといい日・自分へのご褒美に → テラ・サンクタ エステート ピノ・ノワール

👑 王道:まずはソーヴィニヨン・ブランから


同じ品種でも、造り手によって味わいが変わります。

🥂 1 ヴィラ・マリア プライベート・ビン マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン


1 ヴィラ・マリア プライベート・ビン マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン

産地:マールボロ/品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% / 2,000円

「NZのソーヴィニヨン・ブランって、どんな味?」と聞かれたら、まずこれを薦めます。グレープフルーツやライムの瑞々しさ、青いハーブの香り、そしてキレのある辛口。ニュージーランドの教科書のような一本で、最初の一本に迷ったらここから。SAKURAアワード金賞、ジェームズ・サックリング90点と、評価も折り紙つきです。

▶ この商品を見る

🥂 2 マタヒウィ 286 ソーヴィニヨン・ブラン


2 マタヒウィ 286 ソーヴィニヨン・ブラン

産地:ワイララパ(北島)/品種:ソーヴィニヨン・ブラン主体+ピノ・グリ/目安:1,733円

「毎日でも飲める一本」を探しているなら。グーズベリーやパッションフルーツの香りに、ピノ・グリがほんの少し丸みを足していて、価格以上の満足感があります。環境に配慮したサステナブル農法というのも、応援したくなるポイント。冷蔵庫に常備しておきたいタイプです。

▶ この商品を見る

🥂 3 フォレスト ソーヴィニヨン・ブラン


3 フォレスト ソーヴィニヨン・ブラン

産地:マールボロ(ワイラウ・ヴァレー)/品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% / 3,200円

同じソーヴィニヨン・ブランでも、こちらは一段ふくよか。樽やオークも使い、澱とともに寝かせることで生まれる厚みと、フィニッシュにほんのり感じる塩気のあるミネラル。家族経営のこだわりの造り手による、「ちょっといい日のソーヴィニヨン・ブラン」です。ヴィノス誌90点。

▶ この商品を見る

🍾 泡:はじける、草原のソーヴィニヨン・ブラン


🍾 4 インヴィーヴォ スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン


4 インヴィーヴォ スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン

産地:マールボロ ほか/品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% / 2,860円

ソーヴィニヨン・ブランがそのまま泡になったような、爽やかさが只者ではない一本。ライムやシトラスのクリーンな果実味に、しっかりした酸と泡。辛口なので食事にもよく合います。香りが華やかに立つので、屋外のBBQや、よく冷やして昼の乾杯に。お祝いや手土産にも使いやすい価格帯です。

▶ この商品を見る

🌸 ロゼ:休日の昼に、いちばん似合う


🌸 5 インヴィーヴォ テイラーズ ロゼ


5 インヴィーヴォ テイラーズ ロゼ

産地:マールボロ/品種:ピノ・ノワール、メルロー  / 2,500円

ブルーベリーやみずみずしいスイカを思わせる、しなやかな辛口ロゼ。洋梨やフローラルな香りもあって、ジューシーなのに後味は軽やか。冷やしてテラスで、昼から開けたくなる一本です。創業者の息子テイラーくんの名を冠した、ちょっと微笑ましいストーリーつき。

▶ この商品を見る

🍷 赤:ニュージーランド・ピノ・ノワールの真価


ここからが、この特集のもう一つの主役。セントラルオタゴは、世界で最も南に位置するワイン産地のひとつで、ブルゴーニュ、オレゴンと並ぶピノ・ノワールの銘醸地として世界的に注目されています。冷涼な気候が生む、繊細で香り高い赤、「白だけじゃない」ニュージーランドを、ぜひ体験してください。入門から本格派へ、価格と深みの順に並べました。

🍷 6 マタヒウィ 286 ピノ・ノワール


6 マタヒウィ 286 ピノ・ノワール

産地:ワイララパ(北島) / 品種:ピノ・ノワール / 1,733円

「ニュージーランドのピノ・ノワールが気になるけど、まずは気軽に」という方へ。この価格でピノ・ノワールらしい繊細さと果実味が楽しめるのは、なかなかありません。普段使いの赤として、また次の本格派への第一歩として。

▶ この商品を見る

🍷 7 インヴィーヴォ セントラルオタゴ ピノ・ノワール


7 インヴィーヴォ セントラルオタゴ ピノ・ノワール

産地:セントラルオタゴ/品種:ピノ・ノワール100% / 4,620円

ここからが本場、セントラルオタゴ。ダークチェリーやプラムの果実に、土やオークの複雑さが重なり、タンニンはシルキー。余韻は長く優しく、今飲んでも十分に美味しいけれど、数年寝かせる楽しみもあります。「NZのピノって、こんなに本格的なんだ」と実感できる一本(ワイン・オービット94点)。

▶ この商品を見る

🍷 8 テラ・サンクタ ミステリアス・ディギングス ピノ・ノワール


8 テラ・サンクタ ミステリアス・ディギングス ピノ・ノワール

産地:セントラルオタゴ / バノックバーン / 品種:ピノ・ノワール / 4,500円

テラ・サンクタは、セントラルオタゴの中心地バノックバーンに最初にブドウを植えた、歴史あるワイナリー。ボブ・キャンベルやジェームズ・サックリングといった評論家からも高く評価される実力派です。その入口となるこの一本は、チャーミングな果実味とこの土地ならではの澄んだ酸が魅力。名門の世界へ、まずはここから。

▶ この商品を見る

🍷 9 テラ・サンクタ エステート ピノ・ノワール


9 テラ・サンクタ エステート ピノ・ノワール

産地:セントラルオタゴ / バノックバーン / 品種:ピノ・ノワール/ 6,000円

そして、この特集の頂点。スミレや新鮮なハーブ、クリスマス・スパイスを思わせる華やかな香り。口に含むと、プラムやダークベリー、ハーブ、アニスの風味が調和し、ヴェルヴェットのようになめらかな舌触りと繊細なタンニン。力強さと繊細さが同居する、まさにバノックバーンの真髄です。記念日や、特別な誰かと開けたい一本。自信を持っておすすめします。

▶ この商品を見る

✨ 飲み比べという、いちばん贅沢な楽しみ方


ニュージーランドのピノ・ノワールは、産地や造り手で驚くほど表情が変わります。6→7→8→9と飲み進めると、「冷涼地のピノ・ノワール」という同じ出発点から、これだけの世界が広がるのかと実感できるはず。気になる2〜3本を選んで、ご家族や友人と少しずつ。週末の食卓が、ちょっとした旅になります。

店主のおすすめ:まず7と8を飲み比べると、「本場セントラルオタゴ」の入口と名門の違いがよくわかります。

🍽️ ペアリングのヒント


ソーヴィニヨン・ブラン ... 白身魚のカルパッチョ、チーズ、アスパラ、レモンを効かせた料理

スパークリングSB ... BBQ、揚げ物、寿司

ロゼ ... 生ハム、トマト料理、エスニック、サーモン

ピノ・ノワール(入門)... 鶏もも、豚肉、きのこのソテー、出汁の効いた和食

ピノ・ノワール(本格派)... 鴨、ラム、すき焼き、きのことバターの料理、熟成チーズ

✍️ 店主より


冷涼な土地のワインには、どこか正直なところがあります。ごまかしが効かない代わりに、ブドウと土地の素性がそのままグラスに出る。ニュージーランドのワインを飲んでいると、いつもそれを感じます。

ソムリエの資格を持っているわけではありません。ただ、年間700本以上を実際に飲んで、「これはまた飲みたい」と心から思えたものだけを並べています。同じ冷涼地でブドウを育てる一人の造り手として、自信を持っておすすめできる9本です。

まずは一本、気になったところから。きっと、ニュージーランドワインの世界が少し広がります。

🛒 ご購入について


¥18,000以上のご購入で送料無料

クール便は全国一律 ¥550(一緒に購入ください)

迷ったら、まずは王道のソーヴィニヨン・ブランから。お気軽にどうぞ。

mailNews Letter